訪 問 調 査

  • 要介護認定の判定を受けるために、必要なことが2つあります。「訪問調査をうけること」と「医師に意見書を作ってもらうこと」です。
  • 訪問調査では、研修を受けた市町村の職員か居宅介護支援事業者の介護支援専門員(ケアマネージャー)が、家庭や通っている施設などを訪問して、心身の状態などについて聞き取り調査をします。

  •    ・訪問調査は全国同じ基準で、85項目にわたる調査が行われます。

  • 公平な判定を行うため、訪問調査の結果はコンピュータで処理されます。このコンピュータ判定を《一次判定》といいます。

  • ☆ ミニ情報 ☆

     訪問調査は全国同じ基準で、視力や聴力などの身体機能、立ち上がりや歩行などの基本動作、食事や排泄などの日常生活動作、記憶や理解などについて85項目にわたる調査があります。

    具体的には……

    「寝返り:できる/できない/つかまれば可」「視力:普通(支障なし)/約1m先が見える/目の前が見える/ほとんど見えない/判断不能」「食事摂取:自立/見守り(介護側の指示を含む)/一部介助/全介助」

    というふうに、その人に最も適した選択肢を選んで判断する方法を取り入れており、どの調査員が調査をしても同様の結果になるためのもので、調査が公平になるための工夫となっています。

    また、要介護認定の有効期間は6ヶ月となっており(認定審査会の意見によっては期間が変更することももあります)、有効期間を過ぎる1ヶ月前には、認定の更新ということで新たに調査をし、再び要介護認定を行います。





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